福祉用具専門相談員の主な業務は、ご利用者の相談に応じ、その方の自立に役立つ福祉用具を選定。利用開始時には適切な説明と、その方の状態等に応じた適合を行うと共に、定期のモニタリングで継続的にご利用者を支援していくことです。そして何より大切なのは、これら一連の業務を計画的に行うこと。「ふくせん福祉用具個別援助計画書」は、この計画的なサービス提供を支援するツールです。ケアプランに基づき、福祉用具による利用目標を設定し、この実現のために必要な福祉用具と、その選定理由を明確にします。現在、作成は義務化されていませんが、サービスの質の向上につながることから、義務化を求める動きが高まっています。
福祉用具の支援プロセス Plan:計画の作成→Do:サービス提供→Check:モニタリング→Action:計画の見直し
福祉用具による利用者の支援では、利用計画の作成(P)、適合と説明、そして実際の利用(D)、定期のモニタリング(C)、計画の見直し(A)という、PDCAサイクルを適切に実施することが大切です。「福祉用具個別援助計画書」(P)、「モニタリングシート」(C)は、このPDCAサイクルの効果的な実施のためのツールです。これを確実に実施することは事故の防止に役立ちます。
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